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■うつ病
・気分が憂うつ
・何事にも興味がわかない
・いつも楽しめていたことが楽しめない
・考えがまとまらない
・体がきつくて疲れやすい
このような状態が2週間以上続き、仕事や身の回りのことができなくなります。発症のきっかけとして、仕事のストレスや職場の人間関係、ライフイベント(退職、離婚、死別など)を伴うことが多いです。
<治療>
うつ病は、セロトニンやノルアドレナリンといった脳内の神経伝達物質の減少によって引き起こされると考えられています。休養と抗うつ剤(脳内伝達物質のバランスを調節する)で回復するものがほとんどです。カウンセリングを受けることで悩みが整理されたり、会社などへの復帰のアドバイスを受けられたりします。
■パニック障害(PD)
・ある日突然、息が苦しくなって、胸がドキドキするなどの発作が出現
・また同じ発作が襲ってくるのではないかという不安に苦しめられる
<治療>
抗不安薬とSSRI(選択性セロトニン再取り込み阻害薬)などで薬物治療を行います。パニック発作が起こらなくなれば、それまで避けていた状況や場所に段階的に挑戦する治療を行います。
■社会不安障害(SAD)
・多くの人の前で話すときに緊張する
・人前で文字を書く際に緊張して手が震える
・まわりの視線が気になって外出できない
このような症状が続くことで、通学や通勤ができなくなったり、ひきこもりになったりして日常生活に大きな支障をきたすようになります。最近この病気の患者さんが増えてきました。それは、テレビや新聞で、それまで「あがり症」や「恥ずかしがり屋」といった性格の問題ととらえられていたものが「社会不安障害」という病気であって治療を受けることができるというキャンペーンに触発されてのことです。
<治療>
社会不安障害は、主に脳内のセロトニン系などの機能異常が原因と考えられています。SSRIや抗不安薬を組み合わせることにより治療可能です。
■強迫性障害(OCD)
・バカバカしい考えやイメージが、自分の意志に反して繰り返し頭に浮かんできて、止めようと思ってもどうにもできずに長い間、苦しむ。
<治療>
薬物治療と行動療法が効果的です。相性のよいお薬にめぐりあうと、とても楽になります。
■統合失調症
精神疾患の代表的なものであり、陽性症状(幻聴や被害妄想、意味不明の言動)と陰性症状(意欲低下、とっさの対応ができない、閉じこもり)がみられます。
近年、その生物学的研究が進歩し、新しいタイプの薬が開発され、適切な薬物治療で多くが回復するといわれています。
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